■ ID
| 1362 |
■ 種類
| 国際学会プロシーディング |
■ タイトル
| Impact assessment of climate change on vegetables in Japan considering uncertainty in an impact model |
■ 著者
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Yuji Masutomi
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| Abstract GC13A-0952 presented at 2011 Fall Meeting, AGU, 2011 |
■ 抄録・要旨
| 温暖化影響評価に用いられる影響評価モデルは一般に予測誤差(不確実性)を持っており、将来の影響を唯一正確に定量化できるわけではない。適応策の立案・検討においては、この不確実性の情報は非常に重要である。そこで本研究では、野菜の出荷量を対象に影響評価モデルの不確実性を定量化できるモデルを作成し、温暖化の影響を不確実性とともに評価することを目的とする。本研究では影響評価モデルとして統計モデルを作成し、ブートストラップ法を用いて、多数セットのパラメーターを推計することによりモデルの不確実性を定量化した。次にこのモデルを用いて、確率密度分布の変化により、不確実性とともに温暖化の影響を評価した。これによると、将来 (2031〜2040年)には、多くの野菜で分布が負側に全体的にシフトし、モデルの不確実性を考慮しても野菜の出荷量は減少すると予測された。
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